有料老人ホームの規定では、定期的に避難訓練を行うことになっています。当施設では
春と秋の年2回、消化訓練や避難についての座学、実践を工夫を凝らして行っています。
今回は利用者様にもご協力を頂き、非常口までの誘導の訓練を行いました。
火災発生からの初期消火、通報、避難までの手順がスムーズに行えるか、検証を兼ねての訓練です。
その時の様子を写真でUPしましょう。
館内に火災が発生したことを知らせます。
消防署に直結している通報電話で消防署に連絡をします。(避難訓練と事前に届出をだしています)
歩ける利用者様(1階居住の方)は玄関から
2階、ベランダに車いすで移動できるかの検証です。段差も無事に時間もかからずできました!
ここは非常階段。広いスペースがあります。階段を下りられない方はここで救助を待ちます。ここも段差がありますが、車椅子で移動できました。
↑1階の玄関からは、火元から遠い場所に
避難です。
こんなこともやってみた。
地震などで、けが人が出た。歩けない。車椅子では移動できない。救助する側も力がない。
災害時は想定できないことがいっぱいです。
訓練というより、「知っておこう」というというくらいの事しかできませんが、参加職員、真剣に考えてくれてます。
毛布や、シーツは担架の代わりになります。
いろんな素材で試してみました。
何事も体験です。
これは、装着に時間がかかりましたね。せっかくあっても使い方がわからなければ無駄になってしまいます。また機会を作って覚えていこう。
今回の避難訓練でわかった課題を、今後どう改善していくか、また衛生委員会等で施設、ステーションのBCPを考える参考にもなります。訓練や研修の時間を作ることはなかな難しいですが、当職員の防災意識は高いので、今後も取り組んでいきたいと思います。
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